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【取材レポート】森本千賀子さん 取材 第1弾

【株式会社morich 訪問レポート】

掲載が遅れたこと、お詫び申し上げます。

3 月に、株式会社 morich 代表取締役兼オールラウンダーエージェントの森本千賀子さんを取材させて頂きました。

人数も多く、取材というよ りは質疑応答形式ではありましたが、ここに報告させて頂きます。

今回は第1弾を掲載します。

第2弾は6月2日掲載予定、第3弾は9月中旬公開です。どうぞお楽しみに!!!

それでは以下、3月の取材内容と各メンバーの感想を掲載いたします!

1列目左から2番目 株式会社 morich 代表取締役兼オールラウンダーエージェント 森本千賀子さん

■Q&A

Q1.多くの方と関わるお仕事をされる中で、相手の方の性格や考えをより理解する為に心がけて

いらっしゃる事は何ですか。

A1. まずは自己開示すること。自己分析をした上で自分について理解し、じぶんのことについ てよく話すようにしていますね。自分について話すと、相手は「こんな事まで話してくれる んだ」と思ってくれる。次に、自分についての Q&A 集を作成する。これを作成したことで、 自分自身が相手に尋ねたい内容もわかりました。他人への好奇心の大きさが今の自分の仕事 にも繋がっています。

Q2. 森本さんは人との出会いを大切にしていらっしゃいますが、その理由や信念を教えてくださ い

A2. 人はひとりで生きれるわけではない。だから偶然の縁って必然なんです。 例えば私には『B 席理論』というものがあって、新幹線とかでは真ん中に座ります。祖母の影響で必ず飴を 持ち歩いていて、隣になった方に配るんです。飴って、「たかが飴、されど飴」で必ず受け取 ってもらえます。実際にそこから親友になった人もいます。大阪までの新幹線、隣になるの もすごい確率 で、それも縁なのです。

Q3.お父さんがいつも「1 番でいなさい」とおっしゃっていたそうですが、その言葉が重荷に感 じ、いやになったことはなかったのですか?

A3.小学校低学年の頃から言われていましたね。小さい頃は何の疑問を持つことなく親の言う ように 1 番を目指して頑張っていました。実際、1 番をとると沢山のチャンスが巡ってくる。 そしてそれが、自分のブランドになる。例えば、名前を覚えてもらえる、特別扱いされるな ど。成績は常に上位でした。しかし、いろいろなシーンで取っていた 1 番に満足出来ません でした。物足りないと感じていました。

Q4.1番を成し遂げるためのモチベーションとなったものは何ですか?

A4.おばあちゃんが哲学的なメンタリティの鍛錬をしてくれました。「幸せな物差しは自分の 中に持ちなさい」とよく言っていましたね。どんなことも無駄なことでない何か意味がある。 試練逆行があるのはそれに意味があるから。迷ったらやまず挑戦するべきであると。挑戦し て失敗してもそれが学びであるという哲学的なことを教えられました。そして、1 番になるこ とは目的ではなく手段ということに気づきました。1 番になったからこそ次も一番を目指そ う。というモチベーションで頑張っていました。「この人のために...」という思いをもってい たからこそできたことです。

Q5.高校生のときやっておけば良かったことは?

A5.田舎の高校だったので、他校の生徒と関わりたかったです。今の高校生は、関わろうと思えばすぐに関われるのに、他校との繋がりが薄いと思います。

Q6.まだ将来の明確なビジョンが定まっておらず、大学の学部選びなどが決まらず壁にぶつかる高校生が数多くいると思います。森本さんは学生時代の時に壁にぶつかった時どのように解決していましたか?また、どのように努力したら目的が見えてくるのかを伺いたいです。

A6.まずは世の中にはどのような職業・仕事があるのかを知ることです。ネットでリサーチしてもいいし、日常生活のなかで自分が何をするにしても無数の人たちと関わっているということを考えるように意識するのもいいですね。また、最近なんか目や耳に引っかかる言葉や文字だったり、なんかこの本読みたいなという、何気ない関心ごとをたくさん貯めていくことから始めていくといいと思います。

Q7.知識が足りていないのに、たくさんのチャンスをいただいている環境とのギャップの克服の仕方が知りたいです。森本さんは経営を学ぶとき、どうやってやる気を出しましたか?

A7.何でやり始めたのかは手段であり、手段の先に何をしたいかという目的があるかないかで学習の意欲は変わります。例えば毎日3時に起きる。これは起きる時間が目的では続きません。ビジョンや目的をもって取り組むことが大切だと思います。

Q8. 森本さんが考える、学生の頃からキャリアを提供するメリットとは?

A8.将来、理想の職業に就くために日常的にどのような学習が必要なのか、学生時代にどのような人との関わりを持つと、仕事に就いた際にアドバンテージになるかを考えることができるか、にかかってきます。将来のキャリアのゴールを考えると、おのずと自分の進み方のベクトルが見えてきます。それは変わってもいいし、1つに絞る必要はないです。変わったとしても常にゴールは自分の心の中に置いておくことは必要ですね。

Q9.パラレルキャリアを積みながらサードプレイスも確保、そしてワークライフバランスも保っている森本さんは時間の使い方がお上手だと思うのですが、一日のタイムスケジュールを教えてください。

A9.

森本さんの1日のタイムスケジュール

3:00 起床、入浴

4:00 家事

5:00 自分の仕事

6:00 息子のお弁当作り

6:30 息子起床、朝食/息子を学校へ送り出す

7:00 在宅ワーク

9:00 出勤

19:00 会食

21:00 会食閉会

22:00 帰宅・就寝

私は朝3時に起きますが、絶対3時!って決めてるわけではなくて、脳のホルモン分泌が活発になる、夜10時から夜中の2時の4時間を含めて5時間ほど寝ることで、十分に休息が取れます。起きてからは三時間半、息子たちが起きるまでの時間をフル活用してます。家事は朝にやるって決めてるので、夜はどんなに散らかってても寝ます。残った時間は執筆作業やビジネスマッチングをメッセンジャー上でやったり。今は婚活支援っていうのをやってて、その依頼を受けた人のいろんなアドバイスをしたり、その先のソリューションを提供したりという時間です。息子たちが起きてきたら、朝ご飯を食べさせて学校へ行かせ、9時くらいまで家で仕事します。それ以降はお客様を訪問したりオフィスに呼んだり。夜は19時くらいから会食ですが基本的に1次会のみの参加です。もう私のブランドが出来てて、「息子さんたちも待ってるし、森本さんは3時起きだから」っていうのを皆知ってるのでさっさと終わらせてくれます(笑)夫は出張族で月曜日から金曜日までほとんど家にいないので私は平日は22時までには帰るようにしてます。たまに、旦那が家にいて息子たちをお願いできるときは二次会・三次会まで参加しますね。でも基本、家に帰ってからは顔洗って歯磨いて子供たちと一緒に速攻寝ます。こんな生活なので、お客さんとのお食事は夜の早い時間もしくはランチって決めてやってます。

Q10.早起きなど習慣づけるコツは?

A10.人間は必ず慣れます。そのため、手段としてではなく、目的を持つことが重要です。早起きするのがゴールではなく、早起きして何をするか、という目標があれば頑張れると思います。

Q11.妊娠から出産までの間のブランクをどのように過ごされましたか?

A11.仕事は一切せずに主婦として生活しました。ママ友との交流や、料理、家事などを中心に今までしなかったことに時間をかけましたね。仕事を一切しなかったからこそ、違う視点で物を見ることができました。

■各メンバー取材後記

 植之原里沙

今回の取材は1時間という短い時間でしたが、今後の糧となる多くのお言葉を頂きました。

今まで「知ること」をゴールとし、その先の目的を明確に考えていなかった私にとって、「知ることは目的ではなく手段。」というお言葉は、大変刺激的でした。

森本さんは1つ1つの出会いをとても大切にされており、今回の私たちの取材の質問にも丁寧に応じて下さいました。森本さんだからこそ、転職で悩む方も今まで打ち明けることができなかった悩みや本心を、安心して開示できるのだと、実感させられました。

 新井寿美伶

私はこのように社会人の方にお会いするのが初めてで、当日はとても緊張していました。 ですが、部屋に入ってこられた森本さんのエネルギッシュな笑顔を見て、ドキドキがわくわくに変わりました。当日のお話で印象深いことは沢山あるのですが、私が1番印象に残っていることは森本さん眼差しです。高校生である私が拙い質問をしている時も、真剣な目で聞いて下さいました。それがとても嬉しかったです。お聞きしたことを吸収して、自分に生かしていきたいと思います。

 菊池優香

初めての取材で緊張しましたが、とても気さくな方で安心してお話をお聞きする事が出来ました。日々の生活のスケジュールから多くの方と関わるお仕事をされる中で心がけていらっしゃる事まで色々お話しして下さり、とても為になりました。また、質問を聞く際や答える際に、一人一人の目を見ながらお話しして下さっていたのが印象的でした。とても貴重な経験が出来たと思います。森本さんのお言葉を胸に、将来についても自分なりに模索していきたいです。

 山根千沙

今回1時間という短い時間ではありましたが、森本さんのお話でたくさんの学びを得ました。初対面であるにもかかわらず、自身のことをオープンに話してくださいました。自己開示をすることの大切さについても語ってらっしゃったが、開示することでこの人のことをもっと知りたい、話したいと思わせ、親密な関係になるのだなと感じました。私の質問にも親身に答えてくださり、おばあ様のお言葉の影響など幼少期のお話も伺うことができ、大変勉強になりました。笑顔で自分の人生を語れるというのは、とても幸せなことであると感じ、私も、森本さんのように自分の人生を語れるようになりたいと思いました。

 渡邊彩花

今回森本さんから貴重な時間をいただいたことで、悩みを解決するための「思考」を自分の中に増やすことができ、焦らずにじっくり考えようと前向きな気持ちになれました。今回の1時間は学ぶことが沢山あり、有意義なものとなりました。これも全て森本さん、大山さんのおかげです。貴重な機会を与えてくださって本当にありがとうございました。

 稲葉結衣

私も含めた今どきの若者は、「時間がない」と簡単に言います。しかし森本さんのお話を聞くにつれて「時間は作るもの」だということが思い起こされ、いつしか「時間がない」という逃げの文句が当たり前に口から出てしまっていた自分を恥じました。限られた時間を有効活用し、母親であり妻でありビジネスウーマンであり続ける森本さんの姿から、大きな刺激を受けました。また、少しでも多くの人に自分の時間の使い方を考え直してほしいと感じました。

 小笠原杏

私は、高校生活のときやっておけば良かったこと、早起きなど習慣づけるコツの二つの質問させて頂きました。

森本さんは今の高校生には他校との繋がりが薄いとおっしゃっていました。私は価値観の異なる人とコミュニケーションをとることが大切だと感じました。また人間は必ず慣れるため、手段としてではなく目的を持つことが重要だとお話しして下さり、慣れるためには明確な目的を持つことが重要だと学べました。

 林玲李

森本さんの、「一人では生きることができない」というお話は私も強く共感する所があり、私自身も、自ら他人と関わることを諦めてしまった人などを助けるための居場所に代わるような、多様性のあるコミュニティを若い世代が作っていかなければ思っていました。しかし、森本さんが「自分Q&A」を作っているというのを知って、人と関わったり、助けたりする為にはまず自分を深く知ることから始まるのだと気付かされ、「自己開示の為の自己分析」はやがて、相手の自己開示に繋がり、結果的に人を助けることも出来るのだと感じましたた。

 黒金万紘

森本さんへの取材は自信がつきました。森本さんは、気になることがあればまずは調べる行ってみるというように行動することが大切だとおっしゃっていました。行動力を身につけるとそこには新たな出会いがあり、自分の知らなかった世界を観ることができるのだとわかりました。今回の取材を通して、興味を示したものにはすぐに行動に移し、すでに知っている世界で生きるのではなく行動範囲を広げようと思います。

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