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【イベント開催レポート】Women's Innovation×WILL College 協働開催 国際女性デー記念開催イベント 「Is This Our Issue?」~女性の”問題”を女性

【イベント開催レポート】 2018/3/10(土)16:00~19:00 “Is This Our Issue?” @TURN原宿

〈プログラム〉 16:00~16:15 OPENING 学生団体WILL College、学生団体Women’s Innovation紹介

16:15~17:15 第1部トークセッション (ゲスト) Business Insider Japan統括編集長 浜田敬子さん 東京都議会議員 森澤恭子さん 株式会社re:terra代表取締役、NPO法人ミラツク理事 渡邊さやかさん (モデレーター)  学生団体Women’s Innovation代表 大山友理

17:15~18:00 第2部 WORK SHOP (モデレーター) 学生団体WILL College代表 小澤茉莉

18:00~19:00 交流会 オーガニック・フィンガーフードを囲んだ、登壇者・参加者の皆さまとの交流タイム Will Galleryの世界の女性×てしごとプロダクトも展示販売

先月イベントにお越しくださった皆様。そして登壇下さった浜田敬子さん、森澤恭子さん、渡邊さやかさん、沢山の貴重なお話をありがとうございました! また株式会社 Will Lab代表取締役 小安美和さん、WILL College代表 小澤茉莉さん、社会人サポーターの皆様を始め、学生スタッフには本当にお世話になりました! また、飲食の面ではBio c' Bonさんにご協力頂きました。 改めて皆様に感謝を申し上げます。

3月10日(土)に、私たちWomen’s InnovationとWILL Collegeとの初のコラボイベント “Is This Our Issue?” を開催しました。ウーマンズメンバーの入学等で大変遅くなってしましたが、以下開催レポート(一部抜粋)を掲載致します! メンバーの植之原が担当しました!どうぞご覧下さい!!!

〈第一部トークセッション 要約キーワード〉 ・follow your heart 直感に従う ・楽観的になり飛び込むことも大事 ・ロールモデルは探さずに、自分だけのロールモデルを作る

Q1.進路選択と、最初の仕事に就かれたきっかけは何だったのでしょうか?

浜田さん 「第一志望の朝日新聞社に入社しました。早いうちから自分がやりたい仕事が見つかったのはありがたかったです。」

森澤さん 「大学選びは政治学科に進学しました。就活が始まり様々な業界を見て、好奇心旺盛な部分を発揮できるメディア関係を選択し、自分の好奇心の赴くままに動いてきました。」

渡邊さん 「長野出身で、長野の外の世界を見たかったんです。11歳の時に初めての海外、ネパールに行き、ストリートチルドレンに出会いました。その時、国際協力のために何かしたいと思い始めました。大学生の頃は国際協力はNGO、国連などだけではなく民間企業でも解決できることを知りました。」

Q2.性別役割分業意識の価値観が浸透していた中で、“自分は働いて生きていく”と決心したのはいつですか?またその際にロールモデルはいらっしゃいましたか?

浜田さん 「母親は専業主婦だったので、進路について話したことはありませんでした。ロールモデルは新聞社の先輩。新聞社で管理職になってから出産を経験しました。管理職になってから出産したのは自分が初めてで、仕事を辞める選択肢は初めからありませんでした。 仕事と育児の両立で悩むというよりは、“どうしたら続けられるか“で悩みました。実家を売り払い、2世帯住宅を購入し両親に東京に出てきてもらいました。両親には子どもの世話を手伝ってもらいました。3つ下の後輩も同じような人生を歩んできましたが、10歳下の後輩は『親の人生を狂わせてまで仕事は続けたくないが、できる範囲内で仕事は続けたい。』と話します。私たちの働き方を彼女たちに押し付けることはできない。彼女たちが標準とした働き方を私たちが提供して職場を変えていきたいです。」 森澤さん 「専業主婦の母から勧められ高校時代、アメリカに1年間留学しました。大学時代には政治学のゼミに所属し『女性が働き続けられる環境とは』をテーマに研究をしていました。自分にとってのロールモデルは存在せず、自分で道を切り開いてきました。」

渡邊さん 「親が共働き。公務員で管理職。結婚して出産して働かない、という選択肢がありませんでした。母の姿を見てきて、それが当たり前と思っていました。母親をロールモデルとは思ったことはなかったのですが、自然とロールモデルになっていました。」

Q3結婚相手の決め手は何でしたか?

浜田さん 「2度結婚を経験し、どちらも社内結婚です。現在の夫は家事育児をとてもしてくれます。女性に対してフラットな感覚があります。私の仕事をとても尊重してくれているのが居心地良いです。また、興味があることが一緒。子どもができてから関係性が変わりました。同じ仕事をしていて、同じ方向を見ています。復職するときには父親が3か月育休をとってくれて、子どものことを当事者として主体的に捉えてくれました。」

森澤さん 「決め手は一緒にいて楽だと感じられることです。」

Q4今まで人生の岐路における様々な選択をされてきたと思いますが、その際の基準や情熱とパッションは?ロールモデルはいましたか?

浜田さん 「先は考えずに、その場でやりたいか、やりたくないかで決めます。自分に無理をせずに、自分が本当にやりたいことだけをやります。ロールモデルを探さないで、自分だけのロールモデルを自分で作ります。」

森澤さん 「直感で決めてきました。“follow your heart”。失敗した後悔よりもやらなかった後悔の方が大きいです。」

渡邊さん 「走って、倒れて、ぶつかって、考える。自分がなぜ入ったのか?根本に戻って考え直します。」

~質疑応答~ Q5.「職に就いてから見えてきた、悪いところを嫌になったらどう乗り越えますか?」

浜田さん 「やってみないと分からない。自分が入って変えていきます。」

森澤さん 「同じ志を持っている仲間と話したり、原点を思い出して自分を奮い立たせます。」

渡邊さん 「なんとかなる。自分が変えればいい。楽観的になり飛び込むことも大事。」

~第2部 WORK SHOP~ 第2部のWORK SHOPでは近くの参加者と5人1組のグループになって頂きました。 そして、各自受付の際に1人1冊ずつ渡したスケッチブックに人生のモチベーショングラフを書き、それをグループ内でシェアして頂きました。その際、学生から主婦、社会人と世代が偏らず、なるべく幅広い世代の方が集まるようにグループを組んでいただきました。 自分が今まで歩んできた人生のモチベーションの上がり下がりを、世代の違った方に見ていただいたり、自分とは違った人生を歩んできた方のグラフを見ることで、これからの選択肢の幅が広がったり…自分の人生を見つめ直す機会となったのではないでしょうか? 45分という短い時間でしたが、参加者の皆様が充実した時間を過ごされたように見え、とても嬉しかったです。

~交流会~ 最後はBio c' Bonさんのご協力で軽食を交えながら、登壇者を踏まえた参加者の交流会をもちました。始めに、今回このイベントを開催するにあたって本当にお世話になりました、小安美和さんが代表を務めているWill Labさんのご紹介があり、その次に抽選会を開催しました。抽選会では、Will LabさんとBio c' Bonさんの商品を当選された参加者にお渡しし、予想以上に盛り上がりとなりました。参加者の皆様はSNSを交換されたり、登壇者と記念写真を撮ったりと、思い思いに過ごされていていました。

〈感想〉 今回のイベントでは、ゲストの方から「メディア」「政治」「ビジネス」の3つの視点から女性の人生、キャリアについてのお話を伺いました。3人のご登壇者が、キャリアを築く上で大切にしていることに共通している点は「直感を大切にする」、「挑戦する」ことだと感じました。

1つ目の「直感を大切にする」。登壇者の皆様は人生の選択をする際に、あまり考えすぎずに”follow your heart”自分の心の声に従ってきた、という印象を受けました。様々な情報が溢れ返り、周りからの声に惑わされてしまうことが多くあると思います。その中で「自分の心の声に従う」ことは現代の学生に欠けていることだと私は思います。自分に素直になり、興味のあることに挑戦することで、本当に自分がやりたいこと、好きなことが見つかるのではないかと感じました。

2つ目の「挑戦する」。森澤さんのお話の中に「やって感じる後悔よりやらない後悔の方が大きい」という言葉がありました。最近「やりたいことが分からない」と感じている学生も多くみられます。しかし、本当に自分が「やりたいこと」は、やってみないと分からないものだと気づかされました。また「やりたいこと」が分からなくても「やりたくないこと」は誰しもあるはずです。「やりたくないこと」以外に挑戦していけば、いつしか「やりたいこと」が見つかると浜田さんはおっしゃっていました。今までの自分とは違った視点でのアドバイスを頂き、改めて自分について考えさせられました。

そして、今回は前回2月10日のイベントに参加していだいた高校生、大学生が学生スタッフとして協力してくれました。前回のイベントでは補えなかったことや見落としていたことを、学生スタッフがいてくれたことで、視野を広げながら落ち着いて準備を行うことが出来ました。それでも、やはり思い通りにいかない事もありましたが、社会人サポーターの方が、私たちでは気づかなかったところをサポートして下さったりと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

その社会人サポーターの方から頂いたアドバイスの中に、「参加者の立場に立って、どうしたら参加者が気持ちよくイベントに参加できるかを1番に考えるといいね。」というものがありました。「私たちが」いかに効率よく準備できるかを、優先に考えていた自分がいたことに気づかされました。もし、自分が参加者だったら…と考えると、まだまだ直さなければいけない点、反省点がたくさんありました。今回のイベントを無事に終えることができたのも、たくさんの方のご協力があったからこそ、だと思っております。改めてこの場でお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

3月に代表の大山から発表があったように、Women’s Innovationは新体制となり25 人のメンバーと新しいスタートを切ろうとしています。中には、大学生になったばかりのメンバーや、今年受験を控えているメンバーもいます。置かれている状況が違えば、今まで経験してきたことも違います。しかし、「1人1人の人生に寄り添いたい」という思いは全員同じです。 大山の熱い思いに賛同し、集まってくれたメンバーとは“家族”のように温かく、信頼のおける関係を築いていきたいと思っております。 これからもWomen’s Innovationをよろしくお願い致します。

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