top of page

【ご挨拶】新年のご挨拶

日頃からWomen’s Innovationを応援して下さる全ての皆様

遅ばせながら、明けましておめでとうございます。

昨年も新年の挨拶をと思っていたのですが、父の入院と被りすっかりタイミングを逃してしまい、新体制発表でのご挨拶となってしまいました。

今年は新年早々からこうしてご挨拶できる状況でいられること、ありがたく思います。

新体制発表のように長いですが、ウーマンズが学ばせてくれたことに感謝の想いも込めているので、読んで頂けたら嬉しいです。

昨年2018年、18歳の1年間。中高6年間通った学校を卒業し、大学入学。

メンバーが4人から25人と一気に増えた1年でもありました。

私たちが活動をスタートさせたのは2017年の4月。今年の4月で3年目を迎えます。

2017年のテーマは「女性が今以上に働きやすい社会、そして環境を作り出すために未来を生きる私たちに何ができるか」。自分たちがそのような歳になった際に、働きづらさや子育てしづらい社会と感じたくない。そんな想いが私たちのエネルギーとなり、活動していました。

取材で「女性として苦労したことは何ですか?」「子育てと仕事の両立はどのようになさっていますか?」こんな質問ばかりしてしまっていて、取材中も行き詰まる想いを常に抱いていました。

まずもって高校の校則上バイト出来なかった私含めメンバーが働く意義なんて分かるはずがない。子育てと仕事の両立といっても、結婚すらしていない私たちが大変さを想像してますます未来が怖くなるだけ。

いつも私の中には違和感ばかり。それでもウーマンズを通して自分の世界が180度変わった気がして、見えなかった世界を背伸びして見に行くのが楽しい気持ちは違和感と同じぐらい私の中に大きくありました。

昨年の2,3月と高校卒業間際、父の病院にたまに顔を出しその他の時間を全てウーマンズに捧げていた私。今振り返ると、ウーマンズを始めるまで何事も中途半端でやりきったことのなかった自分から卒業したことを自分自身が分かりたかった。自分なりにウーマンズのゴールと活動意義を見出しきりたかったように思います。

と同時に凄く傲慢になってしまって、特に私にとって掛け替えのない家族を傷つけてしまった時期でもありました。

取材だけを活動にしていたらワクワク感が尽きちゃうなって思って会える限り沢山の方々に会い続けた日々。答えって自分の中にあるから対話することで見えてくるよと言ってもらってゴールが見出しきれないことに葛藤を覚えながらも、もがき続けた時間。

この時間で気付けたこと。

それは、メディアから私たちウーマンズ世代が耳や目にするものはネガティブな情報。

「子育てと仕事の両立は大変」「働き続けている人はスーパーウーマン」

少し古いかもしれないけれど、ウーマンズを始めるまでの私たちがこう思っていたのは間違いなかったこと。

情報が溢れている中でもこのような一部の声を信じて未来を怖いと思いたくない。そして怖い未来だけ浮かべて不安の数だけが増えていく。そんな未来じゃなくて、未来の明るい話をみんなが信じられるようにしたい。

私はウーマンズを通じ、始めなかったら出会えなかった言葉に表しきれないほど魅力溢れる人生の先輩方、そして今という瞬間を後悔なく自分がやりたいことをやって生きている仲間に出会えました。

そこで学んだのは「どんな生き方だっていい。それぞれが目を輝かせて今を後悔なく生きていると思えること。その瞬間が増えていく生き方が1番カッコいい」ということ。

私にとってそしてウーマンズにとってのゴール。それは

「強くしなやかに生きる多様な女性のロールモデルに出会い、発信し、その機会を作る」

そして

1.どんなことがあっても、強くしなやかに生きていくための術をこの活動によって

私たち自身が学ぶ。

2.学生にとって真剣に語れるサードプレイスでありたい。

3.誰かの光でありたい。

このコンセプトに辿り着きました。

今のウーマンズってイノベーションを起こす活動ではなくなってきたような気がしています。

だからこれを機に「これって女性系でしょ」とよく言われるこの団体名もアイコンも全て変えてしまおう!とも思いました。

だけれどやっぱりウーマンズって名前に愛着心があって、シンプルにカッコいいアイコンを作ってくれてウーマンズを作り上げることに必死になってくれた友達への感謝を忘れたくない。ということでこれからもウーマンズは変わることなく、前進していきます。

なんだか取り留めもなく、長くなってしまって私の普段の喋り言葉みたいになってしまったけれど、最後に。

ウーマンズに加入したいとSNS上で連絡をくれたメンバーが、「新体制発表のブログが大好きで、私これを見て入りたいって思ったんです」って言ってくれたので、恥ずかしながら久々に読み返していたら涙が溢れかえってしまっている自分がいました。

今のウーマンズはサードファミリーだよと口癖のようにメンバーに話しています。

マネージメントしきれていない部分もあるけれど、ある意味お互いを応援しあえるサードファミリーコミュニティー(温かい居場所)のようになっていて、それを愛してくれるメンバーや同世代の仲間がいる。コアメンバーを卒業して応援団に変わっていくメンバーのことも変わらず家族のように思っています。

そして何よりも活動費がない中でも全力で私たちの活動を応援して下さる方々の存在があって、今がある。

いつもそう思います。ありったけの愛とありがとうの気持ちを込めて新年のご挨拶とさせて頂きます。

2月20日にウーマンズはWEBマガジン化します。

活動費がないので、ミーティングの会場費と一緒にコアメンバー全員で負担します。

謝礼もお支払いできないのにWEBマガジンを作ってくれるウーマンズがあって出会えた友達には感謝してもしきれない。

ウーマンズ公式動画も大学の友人が作ってくれています。本当にありがとう。

沢山の人の支えがあってウーマンズがあるっていつも幸せだなあって感じているのですが、生きることとウーマンズって同じだなって思います。

人は支えられて支えて生きるっていう言葉があるけれど、本当にそうだなっていつも心の底から感じています。

いつも皆さまありがとうございます。

至らない点ばかりですが、これからもWomen’s Innovationをどうぞ宜しくお願い致します。

Women’s Innovation代表 大山友理

 

写真:この1年間一緒にコアで頑張ってくれていた大学生メンバーとの夏の旅行写真

(載せきれていない大学生、高校生メンバーごめんね)

Comments


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page