【イベント参加レポート】「自分の名前で仕事をするということ ~仕事が途切れない人は、経営視点を持っていた!~」
まずはじめに、掲載が大変遅くなってしまったことお詫び申し上げます。
8月23日開催「自分の名前で仕事をするということ ~仕事が途切れない人は、経営視点を持っていた!~」にプロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会に属され、編集者兼ライターである児玉真悠子さんからご招待頂き、参加しました。
写真中央:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 代表理事
平田麻莉氏
<モデレーター>
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 代表理事 平田麻莉氏
<ご登壇者>
・新規事業コンサルタント 守屋実氏
・コピーライター・ダンサー/ファッションプロデューサー 飯塚浩一郎氏
・マーケティングコンサルタント 菅原健一氏
・ライター・編集者/プロデューサー モリジュンヤ氏
<イベントの要約キーワード>
・同業者の悩みを共有
・誰にも負けないインパクト
・自分のスキルをどう活かすか
・圧倒的に突き抜ける
・Planをしっかり練った上でDOに移せ
平田麻莉氏(敬称略):フリーランスで働く上で工夫していること、戦略方法はありますか?
モリジュンヤ氏(敬称略):同世代が次々と起業している中で、自分は経営のわかる編集者になろうと、経営者の悩みを共有しています。相手の立場に寄り添うことで、他者にはないナレッジがつき差別化が可能になるんです。
菅原健一氏(敬称略):早く経験値を積むこと。経験値を積まないと相手の立場に立って話すことができないんですよ。積極的に自分自身の価値を上げることで、次第に自分を応援して下さる客層が分かってきます。
飯塚浩一郎氏(敬称略):経営者に会いに行くこと。ダンサーという職業柄、広告費を支払って下さる企業さんと仕事すると決めています。
平田:皆さんは独立を意識して仕事をされていたのでしょうか?そもそも学生時代から意識されていましたか?
守屋:ミスミ社員時代から3社の会社経営に挑戦していました。やりたい事を常に持ち、目先のやるべきタスクをこなしていくことが重要だと思っているんです。いつでも挑戦できるわけではないので、誰かと出会い、ベストパートナーになったときに自分のやりたい事に挑戦するということは意識していましたね。
飯塚:勤務先の企業は自由な会社だったんです。会社側から、得意なダンスを活かす仕事を勧められ、自社の”広告事業”と”ダンス”を掛け合わせた『広告×ダンス』という新しい事業を展開し始めました。自分の強みや繋がりの中で仕事をしていく。そうすることによって、他者より圧倒的に突き抜けることができるんです。
菅原:やりたい事が見つからなかったので、7~8社ほど転職を繰り返していました。仕事を通じ、”問題を解決すること”の面白さに気付きました。経験を積みながら、相手にアドバイスする事、無謀なことにも挑戦しようと奮闘する方の手伝いをしたいという想いを抱くようになってきました。
モリ:24歳からフリーで仕事をしており、会社勤めした経験がないんです。メディアに関係した仕事をしたいと思い、フリーランスになり、メディア運営やコミュニティ作りに携わりましたね。
平田:人から紹介されるための工夫や、紹介されるために意識されていることはありますか?
モリ:相手に自分の事を思い出して頂くために、自分のアピールを繰り返し伝える。SNSでもこまめに連絡を取り、自分を思い出して頂けるように工夫してます。
菅原:伝え方を工夫する必要がありますよね。少人数での交流の場でこそ、自分のアピールを積極的にするべき。1番になると言っても、NO.1の人材になりたいのか、Only1の人材になりたいのかで自分の目標は変わってくる。NO.1なのかOnly1なのか考える事が鍵となってくるんじゃないですかね。
守屋:相手に思い出して貰えるようにインパクを残すこと。月に1度自分のプロフィールを更新し、常に最新の情報を提供出来るようにしています。そうすることで、効率的に自分の情報を相手に提供する事ができると共に、インパクトを残すことに繋がっていくんです。
平田:フリーランスになって変わった習慣はありますか?
菅原:人の問題解決を手伝う事が好きなので、お誘いは絶対に断らないと決めています。誘われるうちが”花”と思うべきですよね。
飯塚:モノをつくることに人生を注ぐようになりました。究極のエンターテイメントを作り上げることを常に考え、行動するようにしています。
守屋:月に1度プロフィールを更新しています。効率的に仕事をするために始めたんですけど、今ではそのプロフィール自体が自分のの品格へと繋がっている気がするんです。人と会う際にはその人の経歴を調べるなど、予習・復習は欠かさず行っていますね。
平田:イベント参加者に向けてのメッセージをお願いします。
モリ:自分にできそうな身近な事から挑戦すること。自分自身の価値をつくり、その価値を自分で認めてあげることで思い描いている夢への道が開かれます。
飯塚:自分の人生のために仕事がある。自分の夢は何なのか、何をしたいのか、順序立ててクリアにしてて下さい。
守屋:時代は”個”の時代と移り変わっています。ウジウジしているだけでは挑戦へのリスクが大きくなるばかり。やりたいことが見つかったのなら、まずは一歩踏み出すことをおすすめします。
■感想
企業に勤めず、自分自身で仕事を見つけ社会に挑んでいく。働いた経験のない私は、1人で仕事をする事への不安は人1倍あるのではないかと考えていました。しかし、ご登壇者のお話を伺うと、自分の好きな仕事ができているとおっしゃる方が多く、自分の行っている事業に責任を持ちながらも様々な視点から経営をされていること。そして同時に、誇りを持って仕事をする事の素晴らしさを感じました。働き方が多様になった今、自分に合う働き方は何か、自分がやりたい事は何か、考えていかなければいけない。そう学ばせて頂いた貴重な時間でした。児玉さんを始め、ご登壇者の皆様ありがとうございました。
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