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【取材レポート】東京都議会議員    都民ファースト所属 森澤恭子さん

【取材レポート】

6月1日、東京都議会議員 都民ファースト所属 森澤恭子さん​に​取材させて頂きました。 お忙しい中、お時間を​頂き大変​嬉しく思います。

全2回、​今回は前半​を掲載します。 後半​もどうぞお楽しみに!!! それでは以下​、レポートを​掲載いたします!

左から3番目 東京都議会議員 森澤恭子さん

森澤恭子さんプロフィール:親戚に政治家がいた影響で幼い頃から政治に興味をもつ。 高校2年ではアメリカに留学しgovernment(政治学)の授業を受け、より一層政治に対して関心 を抱くようになる。 2000年、大阪府で初めての女性知事が誕生したことを知り、未だに女性のリーダーが少ない現状 を知り議員という職について考えるようになる。 2003年では、日本テレビの報道記者となり小泉純一郎元首相の番記者を務めた。 その後、夫の海外赴任に合わせて仕事を退職。シンガポールで子育てを始める。 帰国後は企業に勤め女性キャリア支援を行い、その後小池都知事率いる都民ファースト所属の東 京都議会議員として活躍されている。

■Q&A

Q1 「こどもを産まない選択肢」について考えたことはありますか?また、妊娠・出産前に自分 のキャリアとこどもを天秤にかけたことはありましたか?

A1 子供を産まない選択肢はなかった​。​子供が好きで​、​むしろ早く子育てと仕事を両立させたい という​想い​の方が強かった。

Q2 セクハラ問題などが起きている現在、女性が不安さを持つことなく仕事をするためには何が 必要だと思いますか?また、無くすためにはどのようなことが大切ですか? A2 男性女性の意識の差をなくすことが必要。 価値観が違わなすぎないようにする。

Q3 シンガポールで子育てをされていた際、日本よりも進んでいて育児しやすいと感じたことは ありますか?また、どのような点でそう思われましたか? A3 色々な国地域の方々がいてこうあるべきだという固定観念がない。ナーサリースクールなど が充実している。ベビーシッターも居るので気軽に利用しやすい。

Q4 「仕事以外で趣味など第二の居場所を持ったほうがいい。またそれが子育てにもなりうる」 とおっしゃっていた記事を拝見させて頂きました。森澤自身、子育ても仕事も上手くいかないと きにはどうされているのでしょうか? A4 ストレス溜めないようにしている。月に2回ママさん達を集めてヨガ教室を開いてストレス解 消している。1人の時間を持つことが大切。そのためにも理解のある人を選ぶことが重要であ る。

Q5 持続可能なママ議員のあり方、まだ明確な答えは森澤さん自身も出ていないかもしれません が、現時点でママ議員が二期目へ立候補するために整えるべき必須環境はなんだと思いますか? A5 その場にいるひとの考えによって全体が変わって来るので意思決定を男性女性の割合を半分 半分にしていく必要がある。

■取材後記 短い時間でしたが大変多くのことを学ぶことが出来ました。森澤さんがおっしゃった「案ずるよ り産むが易し」という諺が印象に残っています。 今の若者は子育てと仕事の両立の辛さを聞くと、深く受け止め悩んでしまうことが多いように感 じます。これは子育てと仕事の両立の観点だけでなく、どの事柄にも言えることです。今後は 「何事もやってみなくてはわかならない」「案外簡単な事かもしれない」そういった気持ちで多 くのことを経験していこうと思います。 また、森澤さんの女性議員の必要性を訴える理由も印象的でした。それはただ女性の権利を主張 をしやすくするためということではなく、政治家に多様性が必要だからという理由です。政治家 の性別だけでなく年齢層なども多様性に含まれます。政治家が多様化すればきっと、より一人一 人にあった社会が実現できることでしょう。その実現を心から願っております。 森澤さん貴重なお時間本当にありがとうございました!!   (石井)

1時間という短い間でしたが都議会の様子や、オフィスの中も案内して頂きました。 また、質問にも一つ一つご丁寧に応えて下さり、本当にありがとうございました。 取材では森澤さんのこれまで歩んできた道のりなど、沢山の貴重なお話を教えてい ただき、実りの多い素晴らしい時間になりました!      (天野)

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