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【取材レポート】東京都議会議員 都民ファースト所属 森澤恭子さん 第2弾

【取材レポート】 先日、6月25日に東京都議会議員 都民ファースト所属 森澤 恭子さんに取材させて頂きました。

都議会での政策を含め、森澤さんの人生観についてお話を伺いました。 また、都議会内も案内して頂きました! 貴重なお時間大変嬉しく思います!

それでは以下、取材内容を掲載致します。

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写真中央:森澤 恭子さん

〈質問〉 Q1.学生時代に学んだことで、得たもの、学んだことはありますか? A1.色んなことにチャレンジして、時間のある学生時代だからこそ、面白いと思った事や気に止まったものは、とにかくやってみることが大事。それがこれからキャリアを積んでいく上で、自分が好きな物と嫌いな物を、経験を積むことによって理解することが大切。 例えば、企業のインターシップや留学など。私が実際やった事は、議員インターシップや学生政策コンテストや高校時代では、スタンフォード大学での交換プログラム。これらのことは、いろんな価値観に触れるきっかけたなり、経験を通して、いろんな人とふれあい学ぶ大切さを知った。その時は、後になって何に繋がるか分からなくても、多くの人とのご縁はとても大事なもの。また、政治のゼミの勉強が、学んでいた当時は直接役に立たなくても、議員になった今とても役に立っている。

Q2.今後私達のような学生が日頃から考えておくべきことは何でしょうか? A2.少子高齢化の弊害や解決策について、自分の意見を持っていること。 女性ならではの面としては、不妊治療と仕事の両立について考えておくこと。子育てと仕事の両立だけではない。私は、28歳の時から婦人科に通っていたので、結婚後スムーズに出産が出来たが、晩婚化が進む現代、出産のリミットのことも考えると、自分の健康を考えて産婦人科似通っておくことが大切。 また、自分が何をして、社会に貢献したいのかを考えておくこと。憶測で考えずに、知りたいことを直接人に聞いて、様々なことにチャレンジすること。

Q3.プレマタニティハラスメントについてどう考えるか A3.プレマタニティハラスメントへの政治的アプローチはセクハラと一緒のこと。間違っていることは、違うと声を上げること。また、女性の管理職や上司をもっと増やしていくこと。自分の気持ちを主張することが大切。

Q4.旦那さんとの馴れ初めについて、結婚の決め手は何だったのでしょうか。 A4.夫は、大学の同級生なので、キャリアを積んでいくことに対して、対等な価値観であった。 結婚の決め手は、一緒にいて、楽だったから。対等なリレーションシップを築けたのが良かった。

Q5.旦那さんは元々イクメンだったのか。また、いい関係を作るためにしていること。 A5.夫が留学のタイミングで子供が産まれたので、子供が小さい時から接する機会が多かったのが、イクメンに繋がるきっかけだったと思う。男性は、育休を取得して、日常的に子供と触れ合うことが必要。また、キャリアに対しての価値観が夫婦同士で合致しているかも大切。

Q6. 3歳神話についてどうお考えでしょうか? A6..通用しないと思う。ただ長く一緒にいればいい訳ではなく、いかに密度の濃い時間を過ごすかが大切だと思う。自分の時間を作ることで、自分の精神的バランスも取れ、育児ノイローゼになる事は無い。保育園に預けることは、悪いことではなく、保育士さんは子どもの発達のプロフェッショナルなので、そこで友達と学んだり、成長を促すことが出来る。3歳神話を否定しているのではなく、3歳までは短時間で働けるようや社会や、再就職しやすい社会を作ることで、多様なライフスタイルを送ることが出来る。

Q7政界に入る時に、後押しになったものは何だったのでしょうか? A7.自分が子育てをする中で、未だに、フルタイムで働いている女性が評価されたり、再就職しにくい世の中に疑問を持ったから。また、保育園を探すのに苦労したので、子育て世代の声がもっと反映された社会を作りたいと思ったから。そんな時、小池さんの影響で、自分自身がやるべきだと思ったのが政界に入るきっかけ。 経験しないと分からないという気持ちが、後押しした。

Q8.森澤さんの働き方の原動力は何でしょうか? A8.世の中をもっと知りたいといった、好奇心です。やった後悔よりもやらなかった時の後悔のほうが大きい。自分の経験は血になり肉になる。自分の心に従う精神が原動力になっている。政治面で言うと、いろんな経験をすることで、いろんな人の立場をより理解することができ、コミュニュケーションも取りやすくなる。政治だけではなく、会社でも、記者でも同じ事。考えて動くよりも、考えながら動くタイプで、どんどんと行動していく性格であるのも強みとして捉えて活動する。人は1人では生きられないので、弱点は人に補って貰うことで、自分の強みをもっと押し出していける。

Q9.転職や子育てにおいて困難や不安だった時、心の支えになったものはありますか? A9.大きな最終ゴールが心の支えになっている。 前職では、女性が生き生きと活躍できる社会を実現したいというのが最終目標で、それを成し遂げる為には、途中で困難に当たっても、乗り越えていける。今でも、失敗をめげずに、やりたいことやビジョンを思い出して、挫折しないようにしている。もし小さな困難で挫折してしまったら、本当にやりたいことでは無いと考えて、軌道修正することも必要。もうひとつ大切なのは、「鈍感力」。いちいち言われたことを気にしていると、進まない部分もあるので、受け止めて流すことが大事。信頼できる人や1歩先を行く人に話すとことで、自分を客観視し、悩みを解消すると良い。また、自分が何故悩んでいるのかを考えると、自分が本当にやりたい事だったのかも見えてくる。

Q10.仕事や家事が終わったあとに行う、ルーティンはありますか? A10.元々日記を書いていた。今はブログを書いていて、自分を客観視することに役立っている。 また、心を落ち着かせること大事にしてお風呂の時間にリラックスするようにしている。お風呂で本も読むこともありました。自分で自分を認めてあげること、振り返りは、自分の成長を理解できて、自分が何故これをやってるのかを再確認できる。

Q11.ものごとの優先順位の付け方はありますか? A11.心のままにに動くタイプですが、最終的に何をしたいのかを考えて、今日やるべき事に落とし込んでいく。やらないといけないことは、ポストイットなどに書き出して、見える化している。タスク管理は、手書きで、ノートやポストイットに書き出している。私は、楽観主義で、期限ギリギリにやるタイプですが(笑)、一晩寝かせると見えてくるものがあるので、取り敢えず手を付けておくようにしている。

Q12.議会で女性や子供の権利について話す機会はありますか? A12.今は、児童虐待について議論されている。 女性の権利に関して言えば、女性に関する政策をどう進めていくかについても議論している。 jkビジネスの実態を確めたり、女性のポスターについて意見を出したりしている。

〈感想〉 取材を通し、強く感じたのは、森澤さんのぶれない芯の強さです。仕事や子育てだけでなく、自分自身だけの時間に対しても、「これが好きだ」という情熱を持っているからこそ、どんな場面でも常に誠実で居られるのだと実感させられました。それは、積極的にものごとを知りたがる好奇心や、子供との過ごす時間は、量ではなく質であると言ったお話からも気付かされるものでした。また、森澤さんの精力的な行動力が、とにかく何でもやってみるのマインドを生み出しており、このことが、快活な笑顔や自信と、リーダーシップ性を感じながらも、身近に思えるようなお人柄を作り上げているようにも思いました。私は、自己嫌悪する事が多い性格でしたが、自身を認め、たまには許しながら、身体はアクティブに、心はポジティブに活動していこうと勇気づけられました。森澤さんの魅力をたっぷり味わえる貴重なお時間を過ごさせて頂きました。本当にありがとうございました。

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